檜のテーブルをメンテナンス!

古材と薪ストーブのお店「古木里庫」で取り扱っている
『国産 木部用自然塗料エシャ クリアオイル』を使って
使い古した檜のテーブルをメンテナンスしました。

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テーブルは讃岐舎倶楽部オリジナルの「Z-table」。
檜三層パネルを使っています。

まずはビフォーアフターをご覧ください。

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透明シールの部分だけ白木が目立っていたすみっこの黒ずみですが、ご覧のように白さを取り戻しました!
他にも、水拭きでは拭き取ることが出来なかった汚れがきれいに取れました。


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それでは手順をご紹介します。

< 用意するもの >

■クリアオイル■
木に浸透し、内部で固まり保護するスタンダードタイプ。
亜麻仁油を主体に松ヤニからとったテルペン樹脂を加えた植物油性ワニスです。
表面に塗膜を作らず、木材が呼吸し、自然な木肌が生かせます。

*古木里庫店舗にてお取り扱いしています。*
0.75L…4,000円(税別)
2.5L…10,000円(税別)
塗布8.5㎡/L
テーブルには0.75L缶で十分な量が塗れました。
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■刷毛(はけ)■

■紙やすり■
粗さの違うもの3~4種くらい
今回は#100、#220、#400、#1000を使いました。

■木片■
平らな面に紙やすりをかける時に使います。
より広い面に使うときは、取っ手付きの「ハンドサンダー」という道具も便利です。

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■ウエス■
古くなったTシャツ等で代用できます。
常にきれいな面を使いましょう。


~手順1~
まずは表面の汚れをふき取り、目の粗いものから順番に、紙やすりをかけます。
*数字が小さいほど粗い
やすりをかけることで木の表面が整い、オイルが染み込みやすくなります。

また、水拭きでは取れなかった汚れや水ジミ、小さなキズ等が目立たなくなります。

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ここが一番体力をつかうところ(>_<)
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半分までやすりをかけました。色が全然違いますね。

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~手順2~
クリアオイルを刷毛でたっぷり塗り、10分以内にウエスで拭き取ります。

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~手順3~
12~24時間かけてしっかり乾燥させます。

~手順4~
目の細かいやすりで磨き、再度オイルを塗り、ウエスで拭き取ります。


2、3回繰り返すたびに細かいやすりで磨くと、より美しい仕上がりになります。

今回は2回繰り返してメンテナンス完了!
木目を十分に活かしつつ、落ち着いた色合いになりました。

手をかけることで味が出て、長く使えるのは「木」の良いところですね。
今後もお手入れしながら大切に使っていきます(*^-^*)


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*注意点*
オイルが染み込んだウエスは乾燥中に熱を持ち、重ねて放置すると自然発火する恐れがあります。
必ず水に浸してから処分してください。



by kokiriko001 | 2020-05-22 18:16 | 日常

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