部屋の湿度が上がると
薪ストーブ炉内に溜った灰も湿気が多くなります。
耐火レンガのスキマに溜った湿気の多い灰により
周辺の鉄部に錆がでる場合がありますので
梅雨入りするまでに、炉内の清掃をするのがベストかと思われます。
今回は、ハンプトンH300 の炉内清掃をご紹介いたします。
↓まずは準備物です。 ハケ、小さめのチリトリ、真鍮ブラシ
それと、マスクをお忘れずに!


炉内溜った灰を掃除します

炉内底部に敷かれた耐火レンガを外します。
※耐火レンガは非常に割れやすいので 外す時、復旧の際は十分に注意して下さい。

外した耐火レンガです。復旧することを考え順番に並べておきます。

耐火レンガを外し、灰、ススを除去します。

炉内トップのバッフルに付いた灰、ススも除去します。

↓炉内の清掃完了です。

耐火レンガ復旧完了

続いて、ガスケットロープの確認です。
コピー用紙を短冊状に切り ドアの開閉部分に挟み込みドアを閉めます。
この閉めた状態で短冊に切った紙が動かなければスキマが無いということになり
ガスケットロープは、まだ交換の必要が無いということになります。



この状態で短冊状の紙がスコスコと動く状態の場合は、
シーズンオフの間にガスケットロープの交換をお勧めします。
※シーズンオフの間は、ストーブの空気調整レバーを全開にし、
またストーブの扉を少し開けておいて下さい。
こうする事によりお部屋内の暑い空気が薪ストーブの煙突を通って外に排出させます。
薪ストーブには換気の機能も備わっています。
また、炉内の湿気による錆対策にもなります。
※古木里庫では、随時 薪ストーブの相談に対応しておりますので
薪ストーブに興味のある方は、お気軽に古木里庫までお越しください。
by Big.Y