「壱木呂の会」とは、簡単にいいますと、国産漆の木を育て、漆掻き職人を育て、日本のすばらしい伝統工芸の技術を後世に残していこう、と発足された会です。
こちらの会には古木里庫でも販売しております、「和うるし工房あい」の松本和明さんの作品も出展され、そしてこの日はギャラリートークまであるとのことで、
「ぜひお話を聴きたい!!」と、香川からひとっ飛びしてきたのでした。

綿引さんからのよりお客様目線の質問に松本さんがわかりやすく答えてくださってました。
今までたくさんのお話を伺ってきましたが、また新しいお話も聞けて本当に勉強になったひとときでした。(そして野望は膨らみます・・・)

漆でこんな表情もでるのですね!!!
クセのある国産漆のその時その時の特徴をつかんで作品で表現している松本さん。
それを楽しんでされている姿勢がこちらにも伝わってきていつも刺激を受けます。
もちろん美しい。
こんな国産漆のお話を古木里庫でもご紹介できたら・・・と、計画しています!
その時がきましたら、皆様ぜひ!ふるってご参加ください☆

現在、数が少なくなってきている漆の木を増やしていこうと活動なのですが、
その中で、「漆の木 オーナー制度」というものがあり、こちらの見本林のような管理された漆の木のオーナーになることができるという制度です。
オーナーになると、その成長記録写真を送っていただいたり、木から漆が採れるようになったら、若い作家さんたちにその畑で採れた漆液を使ってお皿などに塗り、記念品として送ってくれるそうです!楽しみですね♪
詳しくは こちら をご覧ください。
なんだかとっても楽しくて、はるばる行った甲斐のあった作品展でした!
「和うるし工房あい」さんの作品はこちらからご覧いただけます☆
国産うるしの質のよさ、美しさをぜひご覧ください♪
by 和うるしファンnishiyama